プロジェクトの各段階に応じたAconexの適応

プロジェクトのフェーズにあわせて、Aconexも変わります。

プロジェクトは、その規模の大小にかかわらず、さまざまな段階を経ることになります。

典型的な建設プロジェクトを例にあげると、構想、設計、施工を経て完成し、オーナーへの引き渡しの段階を経ます。

プロジェクトチームは次のステージへと進化し、作業を達成するために必要なプロセスも進化します。

Aconexは、プロジェクトチームと同様に、段階に応じて適応するように設計されていますが、いつくか重要な点に留意する必要があります。

  • 初期の段階で、Aconexを設定しすぎないでください。将来的に必要なものについて把握していると思いがちですが、プロジェクトの進行とともに変わっていくことがよくあります。
  • 新しい作業プロセスを設定する時は、主な関係者と相談するようにしましょう。設計審査の進め方から、質問状の管理方法まで、そのプロセスを管理する人々の意見が必要です。
  • 誰もが何をするべきか「知っている」と過信してはいけません。新しいメンバーが参加したときには、Aconexを使い始めるにあたって知っておくべきことについてすべて明記されている資料を用意し、プロジェクトで既に設定されている特定のプロセスについても知らせるようにします。
  • Aconexプロジェクトの設定担当者を置くことは、とても重要です。設定が変更されないように見守る門番としてだけでなく、連絡先やサポート役としても重要です。もちろん、その担当者はプロジェクトの過程で変わるかもしれません。そのため、設定の変更やその理由について文書化し、必要に応じて参照できるようにしておくことが重要です。