Aconexの利点の1つは、ユーザーに異なる役割を割り当てることができることです。ベストプラクティスのアプローチに基づいた役割があらかじめ設定されているので便利です。
ユーザーの役割によって、ユーザーがどのようなアクセス権を持ち、プラットフォーム上で実行可能・不可能な操作を制御できます。
デフォルト設定では、5種類のユーザーの役割が用意されています。
役割は、組織やプロジェクトのニーズに合わせて変更可能です。ユーザーに1つ以上の役割を割当てることも可能です。
各ユーザーの役割の種類とそれぞれの機能を理解しておくと、プロジェクトに新規ユーザーを追加する時に迅速に対応できます。デフォルト設定では、組織の管理者およびプロジェクト管理者だけが新しいユーザーの役割を作成したり既存のユーザーの役割設定を変更することができますのでご注意ください。
文書管理者は所属組織の任意のプロジェクトで文書を管理するために割当てられたユーザーです。 デフォルトでは、ベーシックとベーシックプラスの役割を持ち、特定の文書コントロール機能の役割が割当てられたユーザーが文書管理者となります。以下のタスクを実行する必要があるユーザーには、文書管理者の役割を割り当てるのが最適です。
プロジェクトの管理者は、Aconexでのプロジェクトの進め方等の設定を管理する役割を担います。1つのプロジェクトで同時に何人でもプロジェクト管理者を配備することができます。
プロジェクト管理者はプロジェクト全体での設定を変更できます。加えた変更は、そのプロジェクトに参加しているすべての組織に適用されます。そのため、通常はプロジェクトオーナー組織(施工主等)が適しています。
プロジェクトオーナー組織以外の組織のプロジェクト管理者は、所属組織にのみ適用される、そのプロジェクト固有の設定を管理できます。
詳細は、 プロジェクト管理者向けキットをご覧ください。
組織の管理者は、ユーザーアカウントの管理やログイン等に関する問い合わせに対応する役割を担う、Aconex内で主要な役割です。Note that Aconexに組織を登録した人は、デフォルトで組織の管理者となりますが、変更することもできます。
自社のAconexの設定を管理したり、自社のユーザーにAconexのユーザーの役割を設定・割り当てるユーザーは、組織の管理者の役割を担う可能性が高いでしょう。詳細は、組織の管理者向けキットをご覧ください。
正式な役割ではありませんが、フルアクセスが必要でない場合は、ゲスト・ユーザーとしてAconexにアクセスすることも可能です。もし、ファイルや送付状、メールの閲覧のみが必要な場合は、ゲスト・アカウントが適しているかもしれません。
はじめは ゲスト・ユーザー としてAconexに関わったユーザーは、組織の管理者によってフルアカウントのユーザーにアップグレードすることもできます。