プロジェクトのコピーに関するベストプラクティス

新規プロジェクトをコピーする際、チームがスムーズに作業できるようにしましょう。

プロジェクトのコピー機能によって、設定や管理処理をお客さまの組織がコントロールできるため、チームが新しいプロジェクトにすばやくアクセスできるようになります。新規プロジェクトの立ち上げやテンプレートプロジェクトに必要な変更が加えられるまで待つ必要は、もうありません。数分でプロジェクトをコピーでき、進行中のプロジェクトを更新するのと同じ方法でテンプレート を更新できます。

プロジェクトをコピーする前に、ガイドラインに従って、スムーズにプロジェクトを立ち上げてください。 

ステップ 1:プロジェクトをコピーできるユーザーを管理

  • プロジェクトをコピーできるユーザーを管理するために、新しいユーザーの役割を作成 して、少数のユーザーだけがこの操作を実行できるようにすることをお勧めします。役割名を「プロジェクトのコピー」などにするといいでしょう。
  • 新しく作成した役割に2つの管理機能を許可します。「プロジェクトの設定を編集」と「プロジェクトをコピー」です。他の管理機能を許可する必要はありません。  
  • プロジェクトをコピーするユーザーにこの役割を割り当てます。 注意:コピーしたプロジェクトを管理する必要があるユーザーには、自社がプロジェクト管理者用に使用する役割も割り当てる必要があります。

ステップ 2:テンプレートプロジェクトを管理

  • プロジェクトをコピーできる(上記で設定した)ユーザーだけをテンプレートプロジェクトに招待します。テンプレートのプロジェクトに招待されたユーザーは誰でもプロジェクトの設定を編集する権限がある可能性があり、利用可能な設定に変更を加えることができるという点にご注意ください。
  • 所有しているあらゆるプロジェクトをコピーすることができますが、合意したプロセスに従って、テンプレートプロジェクトだけをコピーすることをお勧めします。 構成が統一されていることで、プロジェクトチームは、システムに適用しやすく、使いやすくなります。また、レポートを作成する上でも、プロジェクト間でのプロセスを比較する必要がある場合など、比較しやすくなります。 
  • プロジェクトのテンプレートに変更がある場合は、チームに連絡してください。 Aconex導入時の変更管理をご参照ください。

ステップ 3:プロジェクトをコピー

  • プロジェクトがコピーされる前に、承認プロセスを使用して、主要ステークホルダーの承認を得ましょう。その際、 メールフォーム や メール承認 を使用することで、複数のユーザーが同じプロジェクトを複数作成してしまうことを防ぐことができます。
  • プロジェクトをコピー して、必要な変更を加えた後、, プロジェクト設定レポートをエクスポート して、設定の記録を残しておきます。設定レポートを文書保管箱に アップロード して、他のプロジェクト参加者に 送付 してもいいかもしれません。
  • モデル調整機能やフィールド機能などをプロジェクトで利用可能にしたい場合は、Aconexから「アクティベーション・リクエスト」を送信してください。

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