インシデントの定義付けとお知らせのタイミング

インシデントおよび稼働状況に関するお知らせ内容、方法、タイミングについて説明します。

Aconexでは、システムが正常に稼働しているかどうかを常に監視・観察しています。万が一、サービスに支障が生じた場合は、ステータスページ(英語)でお知らせするか、Aconex内にお知らせが自動的にポップアップ表示されます。

インシデントとは?

インシデントとは、プラットフォームが使用できないか、主要な機能を使用する上で多数のユーザーに影響を及ぼすようなパフォーマンスの低下に対して迅速な対応が要求される運用上の出来事です。

インシデントには通常、次の段階があります。

  • 調査: 調査:担当者が調査を行うが、原因・要因は特定されていない。
  • 特定: 原因および解決策の特定。
  • モニタリング: 修正作業が完了し、プラットフォームが正常に応答しているかどうかを確認するために監視。
  • 解決: プラットフォームが正常に作動していることを確認。まだ、二次的な問題が発生している可能性はあるが、それらがインシデントの定義に合致しない限り、インシデントをクローズし、優先度を設定。

インシデント解決後、関係者が集まり、原因の事後分析を行い、施策を検討し、実施していけるようにします。

お知らせするインシデント

  • インスタンスが使用できない時。
  • 主要な機能を使用する上で多数のユーザーに影響を及ぼすようなパフォーマンスの低下。

目標とする通知期間

  • 運用上の出来事がインシデントの定義を満たすと判断した後に、お知らせします。
  • お客様に情報提供しながらも、不要な通知を送信しないように心がけています。

稼働状況のステータスの確認方法

Oracle Aconexの稼働状況のステータスを ステータスページ(英語) またはアプリケーションで閲覧できます。

ステータスページ(英語)の右上にある「Subscribe to Updates(更新情報受信の登録)」ボタンをクリックすると、登録して通知を受け取る ことができます。

インシデント事後レポートのリクエスト

インシデント解決後に、インシデント事後レポート(PIR)をリクエストすることができます。

PIR には、以下の情報が含まれます。

  • インシデントの種類。例:サービスレベルの低下、一部停止、サービス停止など。
  • 影響を受けたプロダクト、アプリケーション、サービス。
  • 影響が出始めてからサービスが復旧するまでのタイムライン。
  • 顧客への影響。 
  • プレリミナリー・インベスティゲーション。

インシデント中にサービス・リクエスト(SR)を提出した場合は、同じSRでPIRを請求することができます。そうでない場合は、 新しいSRを起票 してリクエストできます。PIRが利用可能になったら、起票済のSRで提供されます。

インシデント事後レポートの目的上、インシデントとは、本番環境に20分以上影響を与えたクラウドサービスの低下、クラウドサービスの一部停止、またはクラウドサービスの停止と定義されます。現在および過去のインシデントは、ステータスページで確認できます。