Aconexでは、「プロジェクト」と「組織」という2つの主要コンセプトを使用します。
プロジェクトとは、通常、他の組織と共に作業をする建設工事のことを示します。ショッピングセンターや発電所、ガス掘削基地、その他の建設物などです。
組織とは、コンサルタントやプロジェクトマネージャー、元請業者、下請業者、開発者など、プロジェクトに貢献する当事者のことです。組織はAconexを使用して、Aconex内に設定されたプロジェクトの作業を管理します。
各組織には「組織の管理者」という役割を持つユーザーが設定され、組織のためにAconexの設定をする権限が付与されています。組織の管理者は、ユーザーアカウントの作成や、社内のユーザーのアクセス許可を管理します。Aconexに組織を登録したユーザーは、デフォルトでその組織の管理者になります。
Aconexにプロジェクトを設定する組織は、Aconex内で「プロジェクトオーナー組織」と呼ばれます。書面による要求があれば、Oracleはその役割および任務を別の組織、例えば開発業者から請負業者に割り当てることができます。
プロジェクトオーナー組織の「プロジェクト管理者」は、プロジェクトにかかわるすべてのユーザー(全参加組織の全ユーザー)に影響するプロジェクト全体にわたる設定を管理する権限があります。例えば、プロジェクトへの招待方法やメールの属性など。また、プロジェクトの各組織が使用できるメールタイプと文書タイプの設定も行います。Aconexでのプロジェクトの管理者を探す。
各組織にも、プロジェクト管理者がいて、自社のみに影響を及ぼすプロジェクト固有の設定を管理できます。例えば、ワークフロー送付状の自動登録やダイナミックスタンプの免責事項テキストなど。
組織とプロジェクトの設定範囲は、 私のメールや文書を閲覧できる人 や プロジェクト監査証跡その他のAconex内での作業・操作に影響を及ぼします。
プロジェクトメールに挿入する署名に関しては、組織およびプロジェクトの設定よりもユーザーの設定を優先することができます。組織の管理者が組織固有の署名を作成している場合、その組織内のあらゆるユーザーがメールを送信する際、その組織の署名が適用されます。ただし、その組織内のユーザーは、個人用に署名を作成することができ、メールを送信する際にその署名を適用することができます。