Aconexで処理できる文書数についてご案内します。
ファイルサイズを心配することなく大量の文書を送付できることが、Aconexの強みですが、Aconexでも大量過ぎる文書容量が存在しえます。
すべてのプロジェクト参加者が高いパフォーマンスを維持できるように、1件の送付状で送付できる文書の容量制限を設けています。この容量制限は文書件数と受信組織数の組み合わせで決まります。
この容量制限にできるだけ柔軟に対応するために、それぞれの状況に応じた容量計算の方法をご案内いたします。
受信組織数には、CC受信者やAconexをゲストユーザーとして使用しているユーザーの組織も含まれます。
送付状に自社のユーザーを宛先やCc受信者として含んだ場合は、自社も容量計算に加算されます。
この内容は、メールタイプの送付状 への適用のみ。 他の送付状タイプ(ワークフロー、サプライヤー文書、入札関連送付状)には、異なるルールが適用されます。
1件の送付状で、最大3,000件までの文書を送信できます。
最大容量 (受信組織x文書数)は、 15,000です。
3,000件以下の文書を送信する際は、最大容量15,000まで受信組織数を増やせます。
例えば
個々の受信者数は、容量に影響しません。つまり、理論的には、1000件の文書を15社以内の組織の300人のユーザーに送付することができます。
1件のパッケージ送付状で送信可能な最大文書数は3000件までで、最大容量 (文書数x受信組織) は15000です。
つまり、3000件以下の文書を送信する際は、最大容量15000まで受信組織数を増やせることになります。「パッケージの送付」も併せてご参照ください。
ワークフロー送付状、サプライヤー文書送付状、入札関連送付状
上記送付状のいずれか1つで最大1000件までの文書を送信できます。
最大容量 (受信組織x文書数) 5000。
1000件以下の文書を送信する際は、最大容量5000まで受信組織数を増やせます。
例えば
入札を発注
入札モジュールから入札を発注する場合も、「その他の送付状タイプ」と同じ容量計算ルールが適用されます(上記参照)。
最大容量制限に近づいたら、それ以上の受信者を追加したり追補タブから文書を追加しないようにご注意ください。
Zipダウンロード
入札モジュールで、Zip圧縮で約200件までの文書をダウンロードできます。
正確な文書数は、ブラウザによって異なります。Aconexユーザーは、受信箱の入札送付状から入札関連文書を直接Zip形式でダウンロードできます。
ワークフロー始動
ワークフローで最大200件までの文書を提出できます。
それ以上は、次の計算による容量制限ルールが適用されます: 「各ステップのユーザー数 x ステップ数 x ワークフロー全体の合計文書数」(Users * Steps * Documents)
最大容量数は2000以内です。最初のワークフローが始動された時に計算されます。
同一人物が複数のステップに参加している場合、各ステップで1回ずつ数えられます。
宛先およびCc受信者の双方ともが各ステップでカウントされます。最終送付状に追加されるCc受信者は総数計算の対象外です。
例えば
サプライヤー文書パッケージに追加できる文書数に上限はありません。
ワークフロー同様に、最大容量2000が適用されます(上記計算方法参照)。
一度に最大200件までの文書をサプライヤー文書プロセスに提出できます。
注:
ワークフローおよびサプライヤー文書送付状は、最大容量5000(上記同様)までですが、それ以前に「最大文書数200件まで」のように制限が加えられるため、最大容量に達することは稀です。