Aconexフィールドで最初のエリア階層を設定

新しいAconexフィールドのプロジェクトにエリア階層を設計および作成します。

Oracle Aconex により、お客様のプロジェクトでAconexフィールドが有効化されると、最初のエリア(プロジェクト名)を1つだけ構成できます。この最初のエリア階層は、ここでご紹介する手順に従って、お客様のAconexフィールドのプロジェクト管理者によって作成できます。その後、プロジェクトのライフサイクルを通してフィールド設定から後続のエリアを追加/編集することができます。

 

役立つ情報・アドバイス

最初のエリアは、課題や検査の作成を開始する前にインポートする必要があります。もし、課題/検査がすでに作成されている場合は、Excelからインポートすることはできません。エリアは、こちらの手順で追加する必要があります。

プロジェクトの施工区画階層を考案

例えば2階建てのビル内に5住戸ずつの部屋がある場合、以下のようなプロジェクトの分類階層が考えられます。

プロジェクトの階層を作成してインポート

プロジェクトの階層が決定したら、Excelに階層を作成します。

  1. フィールドの設定から、「エリア」、「エリア/サブエリア」と移動し、「Excelを使用してインポート」を選択します。
  2. 小さなウィンドウが表示されたら「エリアのテンプレートをダウンロード」して、Excelで開きます。
  3. Excelファイル内でエリアのワークシートを開きます。
  4. プロジェクトのエリア階層を定義するテンプレートが表示されます。
  5. エリア階層を完成させます。
  6. ファイルを.xlsx ファイルとして保存します。ファイル名は自由につけることができます。
  7. ファイルをインポートします。

役立つ情報・アドバイス

既に構成済みの階層を変更する必要がある場合は、プロジェクトのサブエリアを追加、編集、削除をご参照ください。

Excelファイルのインポート

1. このファイルを.xlsxファイルに保存します。ファイルには好きな名前をつけることができます。
2. Aconexのフィールドから、設定、エリア/サブエリアを選択し、「エリアを追加」をクリックして「Excelを使用してエリアをインポート」を選択します。
3. 指定の場所にファイルをドロップするか、プラスマーク+をクリックしてファイルを選択します。

重要点:

  • ファイルは.xlsxファイルに保存します。ファイル名の付け方に決まりはありません。
  • 既に設定されているワークシート名(例: Instructions やArea)は変更しないでください。
  • 列見出しを追加する場合は、同じフォーマットを維持し、連続する番号を使用してください(例:Level 07, Level 08, Level 09)。
  • 各行(または領域)が一意であるようにしてください。重複する行は作成しないでください。  
  • 行を空白のままにしないでください。
  • エクセルシートのセルの書式設定(セル結合、alt+enterなど)は使用しないでください。
  • 各セルの最大文字数は256文字までです。

列見出しについて:

  • テンプレートの1行目の列見出し(レベル01、レベル02など)は、エリアとサブエリアの階層を表しています。
  • 列の数は必要に応じて調整できますが、連続するパターンを使用する必要があります(例:レベル07、レベル08、レベル09)。
  • プロジェクト名はフィールドプロジェクトの「親」エリアとして使用されます。このインポートファイルには、プロジェクト名を含める必要はありません。Aconexが自動的に対応します。

Excel テンプレート例:

例えば、ビルAが4階建てで、各階に2つ部屋がある場合、テンプレートでは以下のように階層が定義されます:

 
Level 01 Level 02 Level 03
ビルA 1階 部屋1
ビルA 1階 部屋2
ビルA 2階 部屋1
ビルA 2階 部屋2
ビルA 3階 部屋1
ビルA 3階 部屋2
ビルA 4階 部屋1
ビルA 4階 部屋2