Aconexにおけるデータ・オーナーシップモデル

中立的なプラットフォーム上での平等、安全性、信頼について。

Aconex では、お客様の情報をすべて安全かつセキュアにオンラインで保存します。つまり、インターネットに接続していればいつでもアクセスでき、いつでも、どこからでも作業をすることができます。Aconexは、 プロジェクトオーナー組織であっても、どの組織も他の組織より優遇することはありません。すべての組織はプロジェクト内で、平等に同様のデータアクセス権を持っています。これが、プロジェクトにおける平等、信頼、安全性のすべてを重視する、独自のデータ・オーナーシップモデルと言えます。

Aconexにおけるデータ・オーナーシップの仕組み

オンラインに移行する前は、プロジェクトのファイルはハードコピー形式で保存されており、事務所や現場の物置に鍵をかけて安全に保管されていました。Aconexを使用することで、この概念がデジタル化されます。各組織は独自の安全なデジタル上のオフィスを持つかたちになります。次の5つのルールで簡潔に説明します。

  1. 各組織は、個別で安全なワークスペースを保有
    すべてのプロジェクトファイルと通信文書を秩序正しく保管し、Aconex内でアクセスできるようにします。すべてトラックされ、記録に残るため、管理・コラボレーションしやすくなります。
  2. 自分の情報の公開範囲を自分でコントロール
    ご自身のファイルと成果物は社内だけに公開されます。公開範囲は、「ユーザーのアクセス許可」設定によって、さらに制限できます。Aconexはプロジェクトでの共有や連携作業を容易にしますが、それは常にお客様の意志次第です。お客様が共有することを選択した情報だけが、他社と共有されます。
  3. 記録を削除・改ざんできる組織はありません
    Aconex内のデータやレコードは削除できません。さらに、組み込まれたバージョン管理機能以外では変更できません。すべてが記録されるため、すべての組織とユーザーの透明性および説明責任が促進されます。
  4. お客様のデータに対する権利を持つ組織はありません
    Aconexには、スーパーユーザーはいません。プロジェクトオーナーはあなたが共有することを選択しない限り、お客さまのデータを見ることはできません。つまり、プロジェクトオーナーを含め、あなた以外の誰もあなたのデータをコントロールできません。
  5. 自分のデータは自分のもの
    ご自身のデータは常にご自身のものです。予告なしに、突然アクセスが遮断されたり、拒否されたりすることはありません。プロジェクト進行中(またはプロジェクト完了時)にはいつでも、データのアーカイブを注文できます。

私にもたらすものは?

それは、最も重要な自分の仕事に集中できるようになることです。

Aconexを使用することによって、仕事がしやすくなります。すべてのファイル、通信文書、ワークフロー、プロジェクト履歴が一箇所に保管され、インターネットがあれば、どこからでもアクセス可能になります。とは言え、自分のデータが他の人のシステム上に存在するという事実によって、不安になる人もいるかもしれませんが、心配する必要はありません。Aconexを使用すると、あなたのデータは安全かつセキュアに守られつつ、アクセスすることができ、何よりも重要な点は、管理するのはあなたご自身で、他の誰にもコントロールされることはないということです。 

高層ビルの設計やコンクリートスラブの打設など、どのような分野においてもAconexのデータ・オーナーシップモデルは、お客様に安心感を与えることを目的に設計されています。データが安全に保護されていることを知った上で、安心して共同作業を行い、Aconexの優れた機能性を最大限に活用できる場所、それこそが、最良の作業環境であると確信しています。

Oracle Aconexにおけるデータ・オーナーシップモデルとは、プロジェクトのどの領域で作業していても、日々の業務にさらなる安心をもたらし、効率良くコラボレーションを実現することです。だからこそ、弊社が誇る製品なのです。

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