メールタイプと文書タイプをユーザーの役割に割り当てる方法についてご説明します。
Aconexでは、プロジェクト管理者の役割を担うユーザーが、その他すべてのユーザーのプロジェクトレベルでの役割を設定します。そして、各役割が使用できるメールタイプと文書タイプを割り当てます。その後、役割が、プロジェクトの参加組織に割り当てられます。この記事では、その方法についてご案内します。
役割の作成作業は、5つのステップに分かれており、すべて1つのプロセスとして実行されます。
役割を作成する前に、考慮する点がいくつかあります。1つ目は、プロジェクトに必要な役割とは何か。2つ目は、各役割の業務で使用する必要があるメールタイプや文書タイプは何か。その2点について分かっていれば、役割を追加する準備ができていると言えます。役割に関する、更に詳しい詳細は、 Aconex のユーザーの役割をご参照ください。
Aconex では、どの役割に、どのメールタイプや文書タイプが表示され、選択可能であるかを制限できます。そのため、他の役割には表示されるかもしれないメールタイプや文書タイプが、表示されないように指定されている役割のユーザーに表示され、誤って使用してしまうということがなくなります。
役割を追加する際、 デフォルトの役割を1つ選択することができます。これにより、デフォルトの役割に追加されているメール/文書タイプは、何も設定しなくても、新しく追加された組織で利用できるようになります。
メールタイプには、RFI、現場指示、送付状などがあります。
すべて表示にチェックを入れると、メール/文書タイプをすべて表示できます。リストを絞り込むには、利用可能な...欄の下、リストの上にあるフィールドにテキストを入力します。
文書タイプには、「図面」や「契約書」などがあります。
文書ステータスは、文書がどのような情報を含んでいるかを示す手段です。例えば、完成した文書に対して草案・下書きの文書である場合などです。
審査ステータスセットは、1つの文書タイプを審査する際にユーザーが使用できるアクションのグループです。例えば、「承認」や「否認」などがあります。デフォルトでこれらのいずれかが追加されていますが、デフォルトを自社で設定したものに変更することができます。詳しくは、 プロジェクトの審査ステータスラベルを作成 をご覧ください。
3つのステップをすべて実行したら、OKをクリックして役割の作成を完了します。これで、「メール/文書の役割設定」タブに表示されるリストに保存されます。
はい、既にプロジェクトに参加している組織がプロジェクトのメール・文書タイプを使用できるように、プロジェクトの役割を割り当てる必要があります。
組織に役割を割り当てることで、役割とその役割がアクセスできるメール・文書タイプの両方に対して、組織のアクセスを制限することになります。手順は至って簡単で、組織の数にもよりますが、数分しかからないでしょう。
メール/文書の役割設定のタブを選択し、編集する役割名をクリックすると、役割の作成/編集ウィンドウを開くので、上記の設定を変更することがきます。