新しいレポートエディターを使用してカスタムレポートを作成

新しいレポートエディターを使用して、ひとつのフローでカスタムレポートを作成できます。

貴重なフィードバックにお応えして、レポート作成プロセスを合理化し、目的に合ったレポートを、さらに簡単に作成できるようになりました。データモデルやレイアウトをそれぞれ別々のプロセスで設定する必要はなくなり、すべて新しいエディターで、順を追って設定できます。

新しいレポートエディターの主な利点:

  • レポートの目的に合った列、フィルター、レイアウトをすべて一連のフローで選択できます。 
  • 主要対象領域を選択すると、関連する補助対象領域の列が自動で選択可能になります。補助対象領域を個別に手動で指定する必要はなくなりました。
  • メール、文書、ワークフローなど、複数モジュールにわたるレポートを作成。
  • 補助対象領域にデータがなくても、レポートには主要対象領域のデータが表示されます。例えば、 主要対象領域が「メール」で、補助対象領域が「添付文書」のレポートを作成した場合、レポートには添付文書のないメールも含まれます。
  • 保存する前にレポートをプレビュー表示できます。
  • 新しいエディターで作成されたレポートは、Excelでの出力に最適化されています。

 

4つのステップでレポートを作成:

  1. レポートの詳細を入力。
  2. 対象領域と項目を選択。
  3. データを絞り込む。
  4. レポートをデザイン。

各ステップを完了するごとに、右側に進行状況が表示されます。レポート作成中いつでも、リンクをクリックして前のステップに戻ることができます。

レポートエディターを開く

  1. メインナビゲーションからインサイトをクリックしてレポートを選択します。
  2. レポートを追加をクリックします。
  1. レポートを作成したいモジュールまたは機能を選択して、保存をクリックします。

レポートの詳細を入力

  1. レポートの名前と摘要を入力します。この情報によって、レポートを実行またはスケジュール設定する際に、レポートの目的を把握しやすくなります。
  2. 次へをクリックします。

対象領域と項目を選択

  1. 主要対象領域を選択します。レポートのメインとなるモジュールまたは機能がこの主要対象領域となります。例えば、期限超過のワークフローに関するレポートを作成したい場合、ワークフローステップを選択します。
  1. 主要・補助対象領域からレポートの項目を選択します。
  • 文書番号、ワークフローステータス、割当先など、レポートに表示される列の項目です。
  • 主要と補助、両方の対象領域から項目を検索できます。
  • 矢印をクリックして展開表示すると、利用可能な項目が表示されます。
  • 主要対象領域から少なくとも1つ以上の項目を選択する必要があります。
  1. 追加をクリックします。次の画面で選択内容を確認し、さらにモジュールや列を追加できます。 
  2. 選択したモジュールと列が表示されます。ここで以下が実行可能です:
  • 対象領域を追加をクリックして、レポートの他のモジュールを追加します。
  • 項目を追加・削除をクリックして、列を追加・削除します。
  • 対象領域を削除をクリックして、レポートからモジュールを削除できます。
  • 利用可能の場合は、設定をクリックして、過去のデータを含めます。
  • アクション欄の鉛筆アイコンをクリックして、列見出しを編集します。
  • 削除アイコンをクリックして、列を削除します。
  1. 次のステップに進む準備ができたら、次へをクリックします。

データを絞り込む

  1. フィルターを追加をクリックして、レポートを特定のデータに絞り込みます。主要と補助、両方の対象領域のドロップダウンリストから列(表示項目)を選択できます。
    例えば、進行中のワークフローに関してのみ表示したい場合、「進行中」を選択してデータを進行中のワークフローのみに絞り込むことで、レポートの読み込みが速くなります。
  2. 次へをクリックします。

役立つ情報・アドバイス

「実行時にフィルターを表示」を選択すると、レポート作成時にフィルターの値を変更することができます。

レポートをデザインする

  1. レポートのレイアウトが表示されます。各主要対象領域(またはモジュール)ごとにテーブルが用意されています。各テーブルでは、列の表示順やソート、グループ化を変更できます。レポートのヘッダーやフッターにテキストや画像を追加することもできます。
  2. エクスポートされるレポートの下部に、適用したフィルターの一覧を表示するには、「適用したフィルターを表示」を選択します。こうすることで、レポートを閲覧する他のユーザーが、レポートに適用されているフィルターを把握することができます。
  1. 「レポートをプレビュー表示」をクリックすると、レポートの出来上がり具合を確認できます。各テーブルにつき最大25件のサンプルデータが表示されます。 プレビューは新しいタブに表示され、下記画像のような見た目になっています。
  1. テーブルを変更をクリックすると、レポート内の列の表示順、ソート、グループ化をカスタマイズできます。

    以下の操作が可能です:
  • テーブルの見出しを変更する。
  • 数値フィールドの小数点以下の桁数と日付形式を設定する。
  • 並べ替え対象の列を選択する。(並べ替えの優先順位は、ここで選択した順番ではなく、レポート上での列の表示順に従って適用されます。)
  • グループ化する列を選択する。(グループ化された列は、選択された表示順でレポートの左側に表示されます。)
  • 残りの列の表示順を変更する。(「グループ化されていない項目」欄の列をクリックして選択し、適切な位置にドラッグしてドロップします。
  1. 変更が終わったら、適用をクリックします。
  1. ヘッダーを編集をクリックして、ヘッダーを追加します。左、右、中央の位置に画像、テキスト、変数を追加できます。フッターでも同じオプションが利用可能です。
  2. 適用をクリックします。
  1. レポートの準備が完了したら作成をクリックして保存します。
  2. (オプション)レポートエディターは大多数のユーザー向けに設計されていますが、上級ユーザー向けに、より高度なレイアウトを作成できる高度なエディターツールもご利用いただけます。アドバンスト・レイアウト・デザイナー をクリックして、高度なエディターを使用したレイアウトの作成方法に従ってください。
  3. 新しいレポートは、レポート画面のカスタムタブから実行可能です。
  4. レポートを編集するには、3点メニューをクリックして、レポートを編集を選択します。高度なエディターを使用する場合は、BIP レイアウトを追加/編集を選択します。