自分のカスタムレポートを自社内のユーザー、プロジェクト内のユーザー、あるいは自分がアクセス可能なすべてのプロジェクトで共有します。
カスタムレポートのみ共有可能です。標準レポートや他のユーザーによって共有されたレポートを編集・共有したい場合は、レポートを開いて、別名で保存をクリックしレポートのコピーを保存します。その後でコピーしたレポートを編集してその他のユーザーと共有できます(ご自身のアクセス権限次第)。
4. ご自身のアクセス許可権限に基づき共有オプションを選択します。以下のオプションから選択します。
非公開(自分のみ): レポートは自分のみ閲覧可能。
プロジェクト組織(自社のユーザー): 現行プロジェクトに参加している社内の全ユーザーによって閲覧可能です。
プロジェクト(全組織のユーザー): レポートは、現行プロジェクトのすべての参加組織の全ユーザーによって閲覧可能です。
5. 保存をクリックすると確認メッセージが表示されます。
レポートは、各プロジェクトでの属性の設定方法によって異なる場合があります。以下に例を示します。
1. 同じ属性が別のプロジェクトで異なるラベルで表示される。
以下のプロジェクト例では、レポートが共有されたプロジェクトで「Tag」のラベルおよび値が異なります。プロジェクトBのレポートを見ると、ラベルと属性は下図のように異なって表示されます。
プロジェクト A (レポート作成元) | プロジェクト B (レポート共有先) | |
---|---|---|
属性 | Tag | Reference |
値 | A1, A2, A3 | A1, A2, C4 |
下の2つのプロジェクトでレポートに表示されるラベルと値:
プロジェクト A (レポート作成元) | プロジェクト B (レポート共有先) | |
---|---|---|
ラベル | Tag | Tag |
ラベル値 | A1, A2, A3 | A1, A2, C4 |
フィルターラベル | Tag | Reference |
フィルター値 | A1, A2, A3 | A1, A2, C4 |
2. レポートに使用された属性が、共有先のプロジェクトにない。
3. レポートに使用された対象領域が、共有先のプロジェクトでは使用できない。レポートには、それらの属性に対して空の結果が表示されます。
4. デフォルトのフィルター値は、共有先プロジェクトでも選択されたままですが、それらの値がそのプロジェクトに存在する場合に限ります。
以下の例は、プロジェクトAで値A1、A2、A3をデフォルトとして設定したとします。しかし、これらのフィルターのうち、A1 と A2だけがプロジェクトB(レポートの共有先プロジェクト)に存在するため、そのプロジェクトのレポートには、A1 と A2だけがだけがデフォルトとして設定されたままになります。
共有先のプロジェクトにすべての値が存在しない場合は、「すべて」がデフォルト値として使用されます。
プロジェクト A (レポート作成元) | プロジェクト B (レポート共有先) | |
---|---|---|
フィルター値 | A1, A2, A3, C3 | A1, A2, C4 |
デフォルトフィルター値 | A1, A2, A3 | A1, A2 |