自分のレポートを共有

自分のカスタムレポートを自社内のユーザー、プロジェクト内のユーザー、あるいは自分がアクセス可能なすべてのプロジェクトで共有します。

  1. ナビゲーションメニューからインサイトレポートと選択します。
  2. カスタムタブをクリックします。
  3. レポートの上にカーソルを乗せると表示される3点の省略メニューから共有をクリックします。

役立つ情報・アドバイス

カスタムレポートのみ共有可能です。標準レポートや他のユーザーによって共有されたレポートを編集・共有したい場合は、レポートを開いて、別名で保存をクリックしレポートのコピーを保存します。その後でコピーしたレポートを編集してその他のユーザーと共有できます(ご自身のアクセス権限次第)。

4. ご自身のアクセス許可権限に基づき共有オプションを選択します。以下のオプションから選択します。


非公開(自分のみ): レポートは自分のみ閲覧可能。

  • 最低限「新規非公開レポートを作成」の権限が必要です。 
  • 新規レポートはデフォルトで非公開(自分のみ閲覧可)に設定されています。
  • 選択すれば、自分がアクセス可能な全プロジェクトで共有することができます。
     


プロジェクト組織(自社のユーザー): 現行プロジェクトに参加している社内の全ユーザーによって閲覧可能です。

  • 最低限「プロジェクト組織のレポートを作成」の権限が必要です。
  • 該当プロジェクトに参加している社内ユーザーで、最低限「プロジェクト組織のレポートを作成」の権限を持つユーザーはこのレポートを変更・管理できます。
  • 選択すれば、自分がアクセス可能な全プロジェクトで社内のユーザーと共有することができます。

 

プロジェクト(全組織のユーザー): レポートは、現行プロジェクトのすべての参加組織の全ユーザーによって閲覧可能です。

    • 「プロジェクトのレポートを作成」の権限が必要です。
    • レポートを作成したユーザーのみが編集・管理できます。
    • 他のプロジェクト間で共有することはできません。

5. 保存をクリックすると確認メッセージが表示されます。

 

プロジェクト間でレポートを共有する際の注意点

レポートは、各プロジェクトでの属性の設定方法によって異なる場合があります。以下に例を示します。
 

1. 同じ属性が別のプロジェクトで異なるラベルで表示される。

  • 属性ラベルはレポートが最初に作成され、共有元となるプロジェクトに基づいて表示されます。
  • 属性の値は、レポートを実行しているプロジェクトに基づいて表示されます。
  • フィルターのラベルと値は、レポートを実行しているプロジェクトに基づいて表示されます。

以下のプロジェクト例では、レポートが共有されたプロジェクトで「Tag」のラベルおよび値が異なります。プロジェクトBのレポートを見ると、ラベルと属性は下図のように異なって表示されます。
 

 
  プロジェクト A (レポート作成元) プロジェクト B (レポート共有先)
属性 Tag Reference
A1, A2, A3 A1, A2, C4

 

 

下の2つのプロジェクトでレポートに表示されるラベルと値:
 

 
  プロジェクト A (レポート作成元) プロジェクト B (レポート共有先)
ラベル Tag Tag
ラベル値 A1, A2, A3 A1, A2, C4
フィルターラベル Tag Reference
フィルター値  A1, A2, A3 A1, A2, C4

 

2. レポートに使用された属性が、共有先のプロジェクトにない。

  • 属性のラベルは、そのレポートが最初に作成された共有元のプロジェクトに基づいて表示されます。
  • 元の属性が欠けているプロジェクトでは、属性値にデータは表示されません
  • フィルターラベルは、レポートを実行しているプロジェクトに基づいて表示されます。フィルター値は空になります


3. レポートに使用された対象領域が、共有先のプロジェクトでは使用できない。レポートには、それらの属性に対して空の結果が表示されます。


4. デフォルトのフィルター値は、共有先プロジェクトでも選択されたままですが、それらの値がそのプロジェクトに存在する場合に限ります。
以下の例は、プロジェクトAで値A1、A2、A3をデフォルトとして設定したとします。しかし、これらのフィルターのうち、A1 と A2だけがプロジェクトB(レポートの共有先プロジェクト)に存在するため、そのプロジェクトのレポートには、A1 と A2だけがだけがデフォルトとして設定されたままになります。

共有先のプロジェクトにすべての値が存在しない場合は、「すべて」がデフォルト値として使用されます。

 
  プロジェクト A (レポート作成元) プロジェクト B (レポート共有先)
フィルター値  A1, A2, A3, C3 A1, A2, C4
デフォルトフィルター値  A1, A2, A3 A1, A2