IDCSでのアイデンティティ・プロバイダーポリシーの作成

以下の手順に従って、組織のSSOの設定の一部としてIDCSでアイデンティティ・プロバイダーポリシーを作成します。

IDCSアカウントのIDをOracleに提供し、LobbyでIDCSアカウントを使用するように設定されたことが確認された後、以下の手順を行います。

役立つ情報・アドバイス

Lobbyがお客様のIDCSアカウントを使用するように設定されたことをOracleが確認するまで、IDCSでアイデンティティ・プロバイダーポリシーを作成することはできません

アイデンティティ・ドメインまたはIDCS?

このセットアップを完了するには2つの方法があります。処理を開始する際に表示される画面により異なります。殆どの場合は、Oracle Cloudの アイデンティティ・ドメイン を使用し、その他はIDCS(この記事)を使用します。

本ガイドの使い方

  1. 組織のシングル・サインオンを有効にするために、有料組織 または 非有料組織 向けのガイドをそれぞれお読み頂き、IDCSを設定します
  2. お客様のIDCSアカウントを使用するようにLobbyが設定されたことがOracleによって確認されたら、 以下の手順に従ってIDCSにアイデンティティ・プロバイダーポリシーを作成することができます。
  3. 有料組織 または 非有料組織 向けガイドの残りの手順に従って、残りの処理を実行します。

IDCSにアイデンティティ・プロバイダーポリシーを作成

注意:この手順は、IDCSアカウントのIDをOracleに提供し、Lobbyがお客様のIDCSアカウントを使用するように設定されたことをOracleが確認した後でのみ行ってください。

デフォルトでは、IDCSのネイティブログイン画面の下部に外部アイデンティティ・プロバイダー(IdPs)のオプションリストが表示されます。 IdPとアプリケーションのペアに対してIdPポリシーを設定することで、このステップを回避し、ユーザーにIdPのログイン画面を直接表示することができます。

  1. メニューから 「Security」 > 「IDP Policies」 を選択し、「Identity Provider Policies(IdPポリシー)」にアクセスします。
  2. Add(追加) をクリックして、新しい「Identity Provider Policy(IdPポリシー)」を作成します。

役立つ情報・アドバイス

異なる画面が表示される場合は、Oracle Cloud Infrastructureのアイデンティティ・ドメインにアップグレードされた可能性があります。

お客様のアイデンティティ・ドメインでの設定処理を続行してください

  1. 「(会社名)ポリシー」などのポリシー名を入力し、「>(次へ)」ボタンをクリックすると次の画面に移動します。

     

  1. その後で、「Add Rules(ルールを追加)ボタンをクリックします。
  1. ルール名を入力し、作成したアイデンティティ・プロバイダーを選択して「Save(保存)をクリックします。

注: ユーザーが自社のSSOログインページに転送されるように、自社のSSOアイデンティティ・プロバイダーのみを追加してください。プロバイダーの「Username-Password(ユーザー名-パスワード)」を追加しないでください。そうすると、ユーザーはSSOログインページに転送されません。

役立つ情報・アドバイス

作成したアイデンティティ・プロバイダーがこのリストにない場合は、アイデンティティ・プロバイダーが有効になっていることを確認してから、再度お試しください。

  1. >(次へ)」をクリックして次の画面に移動します。
  1. Assign Apps( アプリの割り当て)をクリックして、LobbyにアクセスするユーザーにこのIdPポリシーを適用することを指定します。
  1. 以下の各アプリを検索し、OKをクリックします。 
    注:
    追加する必要があるアプリは、どのAconexインスタンスを使用しているかによって異なります。
    AU2以外のすべてのインスタンスの場合は、以下のアプリを追加:
    • Lobby-US-IAD_cegbu_lobby_wtss
    • Oracle SCP Aconex Mobile to Aconex integration_client
    • Oracle SCP Outlook to Aconex integration_client
    • Oracle SCP Aconex Sales Automation to Aconex integration_client
    • Oracle SCP Aconex Archives to Aconex integration_client
    • Oracle SCP Navisworks to Aconex integration_client
    • Oracle SCP Revit to Aconex integration_client
    • Oracle SCP Primavera Cloud to Aconex integration_client (Only available to your organization if you have access to Primavera Cloud)

    AU2インスタンスの場合は、上記の代わりに下記のアプリを追加: 
    • Oracle_CE_Lobby_AU2_WTSS
    • Oracle SCP Aconex Mobile to Aconex integration_client
    • Oracle SCP Outlook to Aconex integration_client
    • Oracle SCP Aconex Archives to Aconex integration_client
    • Oracle SCP Navisworks to Aconex integration_client
    • Oracle SCP Revit to Aconex integration_client
  1. 上記該当リストの各アプリをすべて追加したら、次のステップに進むことができます。
  1. Finish(完了)」をクリックして アイデンティティ・プロバイダーポリシーを追加します。
  2. これでアイデンティティ・プロバイダーポリシーが作成されました。ユーザーがLobbyまたはAconexにサインインする際に、選択したアイデンティティ・プロバイダーに自動的にリダイレクトされるようになります。注:サインイン画面で、 change email address(メールアドレスを変更) のアイコンをクリックし、メールアドレスを再入力して、サインインをクリックする必要があります。こうすることで、自社のシングル・サインオン画面に確実に移動するようになります。
  3. シングル・サインオン(SSO)を利用可能にするために 有料 または 非有料 組織いずれかの残りの手順を完了させる必要があります。