モデルの使い方

モデルを読み込み、表示、操作します。

モデルを表示

  1. メインナビゲーションメニューからモデルをクリックします。
  2. モデルリストには、ご自身や自社が追加/共有されたすべてのモデルが含まれています。リストは、閉じるか、テーブルビューに切り替えない限り、表示され続けます。
  3. 読み込みたいモデルを選択して、表示をクリックします。

役立つ情報・アドバイス

必要に応じて何件でもモデルを表示できます。これは「Federating(統合表示)」と呼ばれ、単に複数のモデルを同時に読み込み、重ね合わせて統合的に表示することを意味します。 通常、異なる分野のモデル(躯体、内装、配管図など)を建物全体と一体化させて表示します。

  1. 必要に応じて、さらにモデルを選択して更新をクリックし、選択したモデルを再読み込みすることができます。
  2. 目のマークをクリックして、モデルを瞬時に表示/非表示にできます。モデルに色を付けて、特定しやすくすることもできます。
  1. モデルリストを閉じた場合、こちらをクリックして再度表示することができます。

ビューポイントの読み込みと管理

注:この機能は、モデル調整プロジェクトでのみ利用可能です。 

まず、ビューポイントリストに切り替えます。

ビューポイントをクリックすると、ビューアに読み込まれます。カードの右下にある情報マークをクリックすると詳細が表示されます。

ビューポイントを読み込んだ後、ビューアの左上に小さなサムネールが表示されます。サムネール画像をクリックすると、ビューポイントが再読み込みされます。情報マークをクリックして詳細を確認したり、サムネールを閉じることができます。

役立つ情報・アドバイス

適切な許可が付与されている場合は、ビューポイントの名前を変更、または削除することができます。

モデルを操作

デフォルト設定では、モデルは透視図モードで開きます。モデルを回転、移動、ズームイン/アウト、オブジェクトを選択して非表示にすることが可能です。 モデル操作に関する詳細はこちらからご覧ください。

役立つ情報・アドバイス

ビューア内の何もない場所またはオブジェクトを右クリックして、「すべて表示」や「画面に合わせる」を選択できます。

モデルを追加

リストにさらにモデルを追加したい場合は、モデルリスト上部にある「モデルを追加」をクリックします。

文書保管箱またはコンピューターのローカルファイルからモデルを追加できます。注:「ローカルファイルを追加」のオプションが表示されない場合は、プロジェクト管理者が現行プロジェクトでローカルファイルの追加を不可にしているということになります。

モデルの追加方法についてはこちらをご覧ください。

テーブルビューに切り替える

モデルを共有、詳細を確認、リストから削除する必要がありますか?

  1. テーブルビューに切り替えると、モデルの詳細を確認することができます。いつでもリストビューに戻すことができます。
  2. タブを使用して、登録済文書、またはローカルファイルから追加されたモデルをそれぞれ表示します。
  3. 3つの点々メニューをクリックして、モデルの詳細を表示したり、許可が付与されている場合は変更を加えることができます。 モデルの管理方法に関する詳細はこちら

ビューアのツール

モデルを表示して、以下の機能を使用できます。下記ツールバー画像上の番号と以下のリストの番号を照らし合わせてご参照ください。注:一部の機能は、モデル調整プロジェクトでのみご利用可能です。

  1. 課題、メール、ビューポイントの作成 (モデル調整のみ)。
  2. 計測 (モデル調整のみ)。
  3. マークアップ (モデル調整のみ)。
  4. 切断面 を作成して、水平および垂直の切断面を見ることができます。
  5. 直交モードや透視図モード、視野角
  6. ウォークスルーモード
  7. カメラビューでは、特定の角度や高さからモデルを見れるように視点を設定できます。
  8. 表示設定ツール(オブジェクトの透過表示/ソリッド表示)。
  9. モデルを元々あった状態に戻します。
  10. オブジェクトのプロパティーを使用してオブジェクトを検索 し、 保存検索条件を保存して干渉テスト(モデル調整のみ)で使用。
  11. 複合オブジェクトの選択 切り替え。
  12. 文書やメールをリンクさせる (モデル調整のみ)。
  13. エクスプローラ階層構造で、特定オブジェクトを見つけたり、非表示にします。
  14. オブジェクトのプロパティー
  15. ビューアの環境設定モデルの配置

モデルの形式に基づくオブジェクトプロパティーを表示

モデルビューアには、モデルの形式に関連するオブジェクトプロパティーが表示されます。

つまり、IFCのオブジェクトの場合、IFC形式に特化したプロパティーが表示されます。同様に、Revitのオブジェクトの場合は、Revit特有のプロパティーが表示されます。

シンプルなメニューでオブジェクトを操作

1つまたは複数のオブジェクトを左クリックしてズームしたり、見え方や表示スタイルを変更できます。

1つのオブジェクトを右クリックして、そのオブジェクトだけに同様の操作を実行できます。

複合オブジェクトの選択オプション

複合オブジェクトは、個々のパーツオブジェクトで構成されています。複合オブジェクトのジオメトリは、パーツの集合体から得られます。デフォルトでは、モデル内で個別またはコンポジット/アセンブリ オブジェクトの一部を選択することができます。

例えば、モデル内で階段の手すりをクリックすると、階段全体ではなく、手すりだけが選択されます。コンポジット選択のスイッチをオンにした場合、階段の手すりをクリックすると、階段全体が選択されます。

オブジェクトが選択されると、それがコンポジットやオブジェクトの一部であるかどうかに関係なく、プロパティーを表示でき、表示状態やスタイル(透過度など)を調整できます。これにより、コンポジットオブジェクトや構成部分のオブジェクトのプロパティーを表示したり、オブジェクトの見え方や表示スタイルを適用しやすくなります。

本機能は、IFCモデルで最も有効にご利用いただけます。

モデルにグリッドを表示

グリッドは、形状データを持つ他のオブジェクトと同様の、エクスプローラツリーのオブジェクトです。デフォルトでは非表示となっており、表示・非表示に切り替え可能です。グリッドオブジェクトをレベルごと、または建物全体で表示することができます。モデル内のすべてのグリッドを表示するには、エクスプローラツリーを「モデル」から「タイプ」に変更します。IFCモデルにはIfcGridタイプがあり、RevitモデルにはGridsタイプがあります。

オブジェクトのプロパティーを使用して、オブジェクト検索でオブジェクトを見つける

注: この機能はモデル調整プロジェクトでのみ利用可能です。

オブジェクト検索によって、オブジェクトのプロパティーに基づいてモデル内の特定のオブジェクトを簡単に探すことができます。さらに、保存検索条件をプロジェクトで共有して、川下作業の干渉検出で使用することができます。

オブジェクト検索で実行可能な操作は以下の通りです。

  • ビューアに読み込まれたモデルのオブジェクトプロパティーに基づいて簡易/複雑な検索条件を作成。
  • ビューアで検索結果を分離させたり、該当オブジェクトをモデル内で強調表示。
  • 後で再利するためにオブジェクト検索を保存。  
  • 保存検索条件のメタデータ(付随情報)、または検索条件を編集。
  • 保存検索条件を干渉テストで使用。  

オブジェクト検索は、IFCおよびRevitのモデルをサポートしています。

オブジェクト検索の使い方に関する詳細は、こちらからご覧ください

マークアップ追加

注:この機能はモデル調整プロジェクトでのみ利用可能です。

マークアップを使用して、モデルの任意の領域を強調表示することができます。マークアップ追加後は、(寸法と同様に)ビューアにマークアップを表示した状態で課題やメール、ビューポイントを作成できます。

雲マークをクリックすると、マークアップが利用可能になります。

マークアップツールが利用可能になると、専用のマークアップツールバーが表示されます。そこから新しいマークアップを作成するか、既存のマークアップを選択してサイズの調整や位置の変更、削除を実行できます。

最後に使用したマークアップを作成するか、ドロップダウンメニューからマークアップを選択します。

マークアップツールバーの「完了」をクリックすると、通常のビューアモードに戻ります。

マークアップの使い方:

  • 雲形: マークアップを挿入したい場所にマウスを置いて、クリックします。
  • 矢印、線、描画: クリックしたままドラッグして描きます。線を描き終わったら指を離します。
  • テキスト挿入:  テキストを挿入したい場所にマウスを置いて、クリックします。テキスト入力欄に文字を入力します。テキストを複数行で表示したい場合は、各行の終りでEnterキーを押します。

マークアップはオブジェクトに配置されます。何もない空間に配置することはできません。雲形と描画のみ、配置された平面上で移動させることができます。線、矢印、テキストは、モデルジオメトリ内で描画または伸縮できます。新しいマークアップは、追加後に選択して調整することができます。

課題、メール、ビューポイントの作成

注:この機能は、モデル調整プロジェクトでのみ利用可能です。

メインビューアツールバーから課題、メール、ビューポイントの作成します。追加(プラス)マークをクリックすると、ドロップダウンメニューが表示されます。