モデルを読み込み、表示、操作します。
必要に応じて何件でもモデルを表示できます。これは「Federating(統合表示)」と呼ばれ、単に複数のモデルを同時に読み込み、重ね合わせて統合的に表示することを意味します。 通常、異なる分野のモデル(躯体、内装、配管図など)を建物全体と一体化させて表示します。
ビューポイントをクリックすると、ビューアに読み込まれます。カードの右下にある情報マークをクリックすると詳細が表示されます。
ビューポイントを読み込んだ後、ビューアの左上に小さなサムネールが表示されます。サムネール画像をクリックすると、ビューポイントが再読み込みされます。情報マークをクリックして詳細を確認したり、サムネールを閉じることができます。
適切な許可が付与されている場合は、ビューポイントの名前を変更、または削除することができます。
デフォルト設定では、モデルは透視図モードで開きます。モデルを回転、移動、ズームイン/アウト、オブジェクトを選択して非表示にすることが可能です。 モデル操作に関する詳細はこちらからご覧ください。
ビューア内の何もない場所またはオブジェクトを右クリックして、「すべて表示」や「画面に合わせる」を選択できます。
リストにさらにモデルを追加したい場合は、モデルリスト上部にある「モデルを追加」をクリックします。
文書保管箱またはコンピューターのローカルファイルからモデルを追加できます。注:「ローカルファイルを追加」のオプションが表示されない場合は、プロジェクト管理者が現行プロジェクトでローカルファイルの追加を不可にしているということになります。
モデルの追加方法についてはこちらをご覧ください。
モデルを共有、詳細を確認、リストから削除する必要がありますか?
モデルを表示して、以下の機能を使用できます。下記ツールバー画像上の番号と以下のリストの番号を照らし合わせてご参照ください。注:一部の機能は、モデル調整プロジェクトでのみご利用可能です。
モデルビューアには、モデルの形式に関連するオブジェクトプロパティーが表示されます。
つまり、IFCのオブジェクトの場合、IFC形式に特化したプロパティーが表示されます。同様に、Revitのオブジェクトの場合は、Revit特有のプロパティーが表示されます。
複合オブジェクトは、個々のパーツオブジェクトで構成されています。複合オブジェクトのジオメトリは、パーツの集合体から得られます。デフォルトでは、モデル内で個別またはコンポジット/アセンブリ オブジェクトの一部を選択することができます。
例えば、モデル内で階段の手すりをクリックすると、階段全体ではなく、手すりだけが選択されます。コンポジット選択のスイッチをオンにした場合、階段の手すりをクリックすると、階段全体が選択されます。
オブジェクトが選択されると、それがコンポジットやオブジェクトの一部であるかどうかに関係なく、プロパティーを表示でき、表示状態やスタイル(透過度など)を調整できます。これにより、コンポジットオブジェクトや構成部分のオブジェクトのプロパティーを表示したり、オブジェクトの見え方や表示スタイルを適用しやすくなります。
本機能は、IFCモデルで最も有効にご利用いただけます。
グリッドは、形状データを持つ他のオブジェクトと同様の、エクスプローラツリーのオブジェクトです。デフォルトでは非表示となっており、表示・非表示に切り替え可能です。グリッドオブジェクトをレベルごと、または建物全体で表示することができます。モデル内のすべてのグリッドを表示するには、エクスプローラツリーを「モデル」から「タイプ」に変更します。IFCモデルにはIfcGridタイプがあり、RevitモデルにはGridsタイプがあります。
注: この機能はモデル調整プロジェクトでのみ利用可能です。
オブジェクト検索によって、オブジェクトのプロパティーに基づいてモデル内の特定のオブジェクトを簡単に探すことができます。さらに、保存検索条件をプロジェクトで共有して、川下作業の干渉検出で使用することができます。
オブジェクト検索で実行可能な操作は以下の通りです。
オブジェクト検索は、IFCおよびRevitのモデルをサポートしています。
注:この機能はモデル調整プロジェクトでのみ利用可能です。
マークアップを使用して、モデルの任意の領域を強調表示することができます。マークアップ追加後は、(寸法と同様に)ビューアにマークアップを表示した状態で課題やメール、ビューポイントを作成できます。
雲マークをクリックすると、マークアップが利用可能になります。
マークアップツールが利用可能になると、専用のマークアップツールバーが表示されます。そこから新しいマークアップを作成するか、既存のマークアップを選択してサイズの調整や位置の変更、削除を実行できます。
最後に使用したマークアップを作成するか、ドロップダウンメニューからマークアップを選択します。
マークアップツールバーの「完了」をクリックすると、通常のビューアモードに戻ります。
マークアップの使い方:
マークアップはオブジェクトに配置されます。何もない空間に配置することはできません。雲形と描画のみ、配置された平面上で移動させることができます。線、矢印、テキストは、モデルジオメトリ内で描画または伸縮できます。新しいマークアップは、追加後に選択して調整することができます。
注:この機能は、モデル調整プロジェクトでのみ利用可能です。