「クラウドで干渉検出」とは?

設計開発工程の一環としてモデルベースのワークフローを採用することで、多くのメリットをもたらします。

主な利点のひとつは、設計の初期工程で施工上の問題を設計段階で見つけ出すことができる点です。大変重要な作業です。建設業のようなリスクを嫌う業界において、このような早期解決対策を行うことで、当初は想定されなかった問題や、設計変更、工期や費用への影響を低減するために、大変重要な作業です。

建設プロジェクトは複雑であるため、プロジェクトの全関係者に求められる高度な連携作業を管理するために、適切なプロセスやツールを確保する必要に迫られています。

そこで、干渉検出は、設計調整プロセスに欠かせないものとなっています。干渉検出によって、設計プロセスの全段階における各設計分野の干渉箇所を効率的に見つけ出し、確認して調整することができます。

Oracle Aconex の干渉検出ツールは、単一の共通データ環境内でエンド・ツー・エンドの干渉検出プロセスを提供し全プロジェクト関係者が効果的に共同作業を行うことができます。

Oracle Aconex クラウド検出ツールの3つの利点:

  • 自動化され、連動する干渉認識プロセス。ルールを設定すれば、モデルが更新されるたびに干渉検出が実行されます。Aconexプロジェクト内のすべての組織と連動します。
  • 施工段階における各部門と完全統合。プロジェクト参加者は、単一の共通データ環境内で干渉を認識し、問題の概要を担当者に連絡し、解決するために必要な属性情報を取り込むなどの作業過程と完全連動することができます。
  • 検出プロセスは、高度な連携が不可欠です。クラウド検出ツールは、すべての参加者に表示され、設計調整段階におけるすべての関係者が即時に問題を可視化し、詳細を確認することができます。適切な担当者に修正作業を割り当て、責任を持って対応できるようにします。

干渉検出ツールは、Oracle Aconexのモデル調整 機能内でご利用可能となっており、真のエンド・ツー・エンドの設計調整プロセスを提供しています。