設計課題の使い方

あらゆるプロジェクトで多くの問題が提起され、そのすべてをさまざまな方法で管理しなければなりません。例えば、提起された問題を開き、詳細を確認・編集する等の作業を行います。

課題が作成されると、以下の領域からさまざまな作業を実行できます。

  • 課題ページ – 課題の表示、関連するビューポイントの表示、詳細編集
  • ダッシュボード – 課題を課題セットに追加、全現行課題の概要確認、課題ページを開く

課題の概要

課題画面でできること

課題ページは、プロジェクトで提起された課題の詳細にアクセスして表示することができる場所です。 多くの課題が発生する可能性があるため、ステータス、タイプ、割当先、課題セットを含めて課題を絞り込むことができます。

課題ページの構成

課題ページは主に3つのエリアで構成されています。

  • 課題リスト
  • 課題詳細
  • ビューポイントのスナップショットおよびモデルビューポイントパネル

課題詳細の表示

課題の詳細を表示するには、リストからクリックして開きます。リストで表示できる情報は:

  • タイトル – 課題が作成された時につけられた名前
  • 割当先 – 課題タスク実施者として割り当てられた人の名前
  • 期限 – 設定された期限
  • セット – 課題が属する課題セットの名前。設定されていない場合もある。

多くの課題がある場合、以下の各項目単独で、または組み合わせて課題を絞り込むことができます。

  • ステータス – すべて、解決済み、完了
  • タイプすべて、エラー、要注意、指摘のみ、干渉、その他
  • 課題セット – 現行の課題セットのリストからオプションを選択

課題の詳細を確認・編集

ページのこの部分は、2つのセクションに分割されています。1つは、次のセクションの詳細を視覚的に把握できるパネルです。各アイコンをクリックすると、その情報に移動します。セクションのパネルの右上にある鉛筆アイコンでそのセクションの詳細を編集できます。もう一つのセクションでは、以下が表示されます。

  • 詳細 – 割当先名やその課題が含まれている課題セット。鉛筆アイコンをクリックしてすべての情報を編集できます。つまり、課題の割当先やステータスを変更したり、期限や重要度を設定できます。
  • 干渉メタデータ – Navisworksで作成された課題からの情報が(ある場合は)表示されます。以下で検索できます。
    • 干渉フロア
    • グリッド交点
    • 検出日
    • 距離
    • 干渉箇所
    • 干渉テスト名 
  • ビューポイント - ビューポイントスナップショットおよびモデルビューポイントに表示されるオブジェクトを表示(表示・非表示に変更可) 
  • アクティビティー - アクティビティー履歴やコメント追加ボタンを使用して追加されたコメントを表示
  • 関連アイテム - スナップショットに表示されたオブジェクトに関連するアイテムの一覧。このセクションは、鉛筆アイコンをクリクして詳細を編集できます。その際、追加可能な全モデルのリストが表示されます。追加済みのオブジェクトを削除することもできます。
  • 関連プロセス - ここで、課題から直接メールを作成できます。以下課題からメールを作成をご参照ください。

課題からメールを作成

設計課題のページから移動することなく、RFI等のAconexメールを直接作成して、その後の経過を追跡できます。送信したすべてのメールのアクティビティ-および履歴は、詳細パネルの関連プロセスパネルで確認できます。各メールには、課題を設計課題ページで表示するためのリンクが含まれています。 

  1. メールを作成するには、設計課題ページを開き、課題リストから適切な課題を選択します。
  2. 関連プロセスまでスクロールして、メールを追加ボタンをクリックして開きます。
  3. 通常通りメールを作成して送信します。

一括編集を使用して複数の課題を編集

設計課題を一括で編集することで、作業をスピードアップできます。その場合、課題リストをフィルタリングして、一括編集ボタンを使用して変更したい課題のリストを作成します。例えば、ステータスタイプで選択します。そして、割当先期限等の項目を一括変更します。

役立つ情報・アドバイス

この操作を実行できるのは、変更の権限がある場合のみです。

ビューポイントのスナップショットとモデルビューポイントのパネル

ビューポイントのスナップショットモデルビューポイントのパネルは必要に応じて閉じることができます。ビューポイントのスナップショットは課題を表示するだけで、操作することはできず、他の機能はありません。

モデルビューポイントでオブジェクトを選択すると、ビューアで実行するようにオブジェクトをナビゲートできます。例えば、切断面を追加したり、計測したり、ビューポイントで新規コメントを追加することができます。

のアイコンをクリックして、オブジェクトの名前レベルタイプのプロパティーを表示できます。これらの項目が未入力の場合は、「該当なし」と表示されます。その他のアイコンでは、課題を不透明化、透明化、ワイヤーフレームモードで表示できます。

干渉の表示切り替え

課題の干渉を表示する際の問題の一つは、ビューアで干渉を明確に表示できるようにすることです。ビューポイントで課題の表示方法を切り替えることができるため、ワイヤーフレームモードをオフにして、干渉の背景状況が見やすくなります。モデルビューポイントペインで目のアイコンをクリックすると、ソリッド、透明、ワイヤーフレームの各モードで干渉を確認できます。

課題でコメント付ビューポイントを追加

設計課題の確認中、モデルビューポイントパネルのメニューにあるプラスマークを選択して、コメント付ビューポイントを選択します。

次のステップ