新しいメールタイプ、文書タイプ、文書ステータスをリクエストする

Aconexで利用可能なタイプとステータスの管理方法をご説明します。

殆どのプロジェクトは、既存のタイプとステータスを使用するように設定されていますが、それで足りない場合は、以下ご利用可能なオプションをご参照ください。

Oracle Aconexは、世界中のプロジェクトの遂行プロセスをサポートしています。建設、インフラ、E&Rなど、幅広い業界にわたる、メール/文書用のタイプと文書ステータスの包括的なリストをご用意しています。

時には、技術の進歩や建設業界における新しいトレンド、変化し続ける法定/契約要件などによって、既存のタイプやステータスが的確ではない場合があります。

そのような場合には、新規タイプ/ステータスの追加依頼を提出することができます。その場合、「Instance Addition Request(インスタンスへの追加リクエスト)」を使用します。

注意: プロジェクトの役割を設定する際、利用可能なすべてのタイプ/ステータスを表示するために、「すべて表示」 を選択してください。このリストから最も近い選択肢を選択することをお勧めします。リクエストには、リストにあるものを利用できない正当な理由が必要になります。

既存のタイプ/ステータスの使用を検討する

弊社担当チームは、提案されたタイプ/ステータスが、お客様が情報を管理する上で最良の選択となるようにお手伝いします。

可能な限り業界固有の要件や用語に適合することを見定めます。その結果、適切なタイプ/ステータスが既に存在している場合があります。加えて、それに近いものを使用することで、リクエストを提出する手間が省け、直ぐにプロジェクトを進めることができます。

例えば、プロジェクトで「遅延通知」というメールタイプを追加したい場合、既存の「通知」というメールタイプを使用できないか検討してみます。「通知」を使用し、さらにプロジェクトフィールドで、「遅延」という情報を取り込むことができるため、複数のメールタイプを追加・管理することなく、あらゆる種類の「通知」メールを送信することができます。

加えて、検索も簡単になります。すべての「通知」を検索して、分類の「遅延」で絞り込むだけですみます。特にメールタイプが定かではない場合に、多くのタイプの中から検索する手間が省けます。さらに、プロジェクト管理者は、項目値の使用許可設定によって、どのユーザーにどのカテゴリーの値の使用を許可するかを制御できます。

「Instance Addition Request(インスタンスへの追加リクエスト)」 ガイドライン

留意すべき注意点は以下のとおりです。

  • 新しい値は、すべてのインスタンスに対して追加され、全顧客における整合性を確保します。以下の情報を含む値は、追加対象外となります。
    • 組織/企業名
    • プロジェクト名
    • コード/略語(値の一部として)
  • 代替案をご用意ください。リクエストする値は、すべてのAconexインスタンスにおいて、一意である必要があります。弊社担当者が確認作業のお手伝いをします。
  • 既存値は、大文字小文字の区別がありません。既存値に小文字の「n」が使用されている場合、大文字「N」で同じ値を追加することはありません。
  • 一旦追加された値は、変更/削除できません。

リクエストに必要な情報

  1. 既存の値を使用できない場合、ビジネス・インパクト・ステートメント(または新しい値が必要な理由)をOracle担当者(カスタマー・サクセス・マネージャー、プロフェッショナル・サービス、インプリメンテーション・コンサルタント)にご提供いただきます。契約関連文書や 顧客/利害関係者からの委任書などで、以下の内容を含む必要があります。
  • プロジェクト名
  • 追加したいタイプ/ステータス
  • タイプの用途詳細
  • タイプが使用されるプロセス
  • タイプを使用する人と受信する人
  • 契約上の要件
  • 既存のメールタイプやプロジェクトフィールドが使用できない理由
  1. リクエストを確認し、さらに詳細が必要であれば連絡させていただく場合があります。
  2. 協議、審査を経て、値を追加するまでに最大3週間掛かる場合があります。可能な限り最良な解決策を見出すまでお手伝いいたします。最初の段階で詳細な情報をご提供いただけると、より迅速に対応することができます。承認完了後は、5営業日以内に追加を行います。