異なる審査担当者が追加したすべてのマークアップを1つの文書に統合します。
統合機能は、審査プロセスの並行ステップで作成されたすべてのコメントを1つにまとめることができる便利な機能です。
並行審査作業の後、各審査担当者からのマークアップがZipファイル形式で次のステップの審査担当者に提供されます。Zipファイルはダウンロードしてそれぞれ各文書を閲覧することも、すべてのマークアップを統合して1つのPDFファイルに表示することもできます。
マークアップを確実に統合するためには、すべての審査担当者がオンラインビューアを使用して文書にマークアップを追加することをお勧めします。
「マークアップを統合」ボタンをクリックすると、審査担当者が追加したすべてのマークアップを含む1つのPDFファイルが生成されます。
統合オプションは、あらゆる並行審査ステップの直後のステップで使用できます。もしそのステップが最終審査担当者に割り当てられたステップである場合は、その審査担当者が統合済ファイル内のすべてのマークアップを編集・削除できます。最終審査担当者以外のステップで統合が行われた場合は、審査担当者はマークアップを変更できません。
最終審査担当者がマークアップを編集・削除できるのは、そのワークフローの結果が「全ステップ結果の最低値」ではなく、「最終ステップ結果(最終審査担当者)」によって決定されるように設定されている場合のみです。
統合機能が問題なく機能する可能性を最大限に高めるために、すべての審査担当者がAconexのオンラインビューアを使用してマークアップを行うことをお勧めします。
とは言っても、審査担当者がファイルをダウンロードして別のツールでマークアップし、ファイルを再度アップロードする必要がある場合があるかもしれません。
マークアップ機能が、Portable Document Format (PDF)と互換性を持つように設計されていることに注意することが重要です。文書をダウンロードして印刷し、手書きでマークアップを追加した後でスキャンして、システムに再度アップロードした場合は、そのマークアップは統合できません。
元のファイルが改変されたり置き換えられた場合、統合は機能しません。
アプリケーションによっては、PDF標準仕様に準拠していない特殊な注釈を追加できる場合があります。例:Adobe Acrobatの「Fill & Sign(入力と署名)」またはBluebeam Revu内の一部オプション等。統合で問題が発生した場合は、すべてのマークアップがPDF標準仕様に準拠しているかどうかを確認してください。