他の審査担当者にマークアップを公開

自動保存されたマークアップを1つのステップや並行ステップ内の他のレビュー担当者と共有することで、安心して共同作業を行うことができます。

同じステップまたは並行ステップの1つの審査担当者だった場合、ご自身の追加したマークアップを公開して、他の審査担当者も見れるようにすることができます。これにより、次のワークフローステップに提出する前に、作業を共有して連携することができます。

ビューアで文書審査作業を行っている間、ご自身の追加したマークアップは作業中に自動的に保存されます。何らかの理由で画面を離れた場合でも、ご自身のマークアップやコメント、審査結果は下書きに保存され、また戻ってきたときに作業を続行することができます。ご自身のマークアップは、公開しない限り、他の審査担当者には表示されません。

注: 自動保存は、文書審査プロセスでマークアップを追加する場合のみ適用されます。文書保管箱で直接ファイルにマークアップを追加した場合は、手動で保存する必要があります。

役立つ情報・アドバイス

公開されたマークアップは、その時点でワークフローステップにいるすべての審査担当者(他社の審査担当者を含む)と共有されます。

「同じステップ」の場合

同じステップで複数の審査担当者が審査作業をしている場合、ご自身が追加したマークアップを公開することで、そのステップ内の他の審査担当者もあなたのマークアップとコメントを確認することができます。下図は、同じステップに複数の審査担当者が追加されている例です。

: 1人の審査担当者が自分の審査を提出すると、そのステップは完了するため、同じステップ内の他の審査担当者は審査を完了させることができなくなります。

「並行ステップ」の場合

並行ステップで審査作業をしている場合、ご自身が追加したマークアップやコメントを公開することで、並行ステップ内のその他の審査担当者は、公開されたマークアップやコメントをインポートして確認することができます。

下図は、並行ステップの例です。

マークアップを公開

ここでは、保存されたマークアップを同じステップ内の他の審査担当者も見れるように「マークアップを公開」する必要があることを知らせるメッセージが表示されます。

公開されると、同じステップの審査担当者に、あなたのマークアップを表示するために文書を更新するように知らせるポップアップ通知が表示されます。 

並行ステップで審査担当者が文書を再読み込みまたはマークアップすると、マークアップをインポートするボタンが表示されます。

役立つ情報・アドバイス

インポートされたマークアップが提出され、その後元の審査担当者によって削除された場合でも、そのマークアップは次のワークフローステップに提出されます。

並行ステップのマークアップをインポート

プロジェクトオーナー組織のプロジェクト管理者は、この機能を「セットアップ」「環境設定」「プロジェクト」タブから有効にすることができます。「並行ステップの審査で並行ステップ間でのマークアップのインポートを許可」の設定は、「プロジェクト単位の設定」欄の「ビューア」の項目にあります。

有効化されると、審査担当者は、同じ並行ステップの他の審査担当者によって公開されたマークアップをインポートできるようになります。

インポートされたマークアップは、インポートした審査担当者によって移動/削除することはできません。これは提出されるマークアップの整合性を維持するためです。インポートした審査担当者は、右側のコメントパネルを使用してインポートしたマークアップにコメントを追加することはできます。

他の審査担当者が追加したマークアップが公開されていない場合は?

審査が完了してマークアップを公開したら、ご自身の審査内容を提出できます。提出する際に、他の審査担当者によって保存された未公開のマークアップがある場合は、警告メッセージが表示されます。この場合、他の審査担当者に連絡して「マークアップを公開」ボタンをクリックするように促す必要があります。ご自身が先に進む前に、他の審査担当者と連絡を取ってください。

あるいは、他の審査担当者のマークアップをご自身のマークアップで上書きすることもできます。この場合、他の審査担当者の未公開のマークアップは永久に失われることになりますので、実行する前に他の審査担当者に確認することをお勧めします。

リストモードでマークアップを公開

リストモードで更新したあらゆる情報(審査結果やコメント等)は、自動保存されます。マークアップ公開のオプションは、審査用の各文書の行の左端にある縦3点の省略記号をクリックすると表示されます。

役立つ情報・アドバイス

リストモードで提出する場合、ご自身のマークアップを公開する必要があります。マークアプの公開が必要な文書の「マークアップ」欄に黄色いお知らせアイコンが表示されています。

複数文書にマークアップを一括公開

リストモードで、各文書を選択し、「マークアップを公開」をクリックします。リリース 23.01よりご利用可能となります。

更新されたことを知らせるメッセージが表示されます。

よくある質問

保存ボタンはどこですか?
加えたマークアップやコメントは作業進行中に自動的に保存されます。特に保存ボタンをクリックする必要はありません。

 

マークアップを公開するとどうなりますか?
保存されたご自身のマークアップを他の審査担当者と共有することができ、共同作業がしやすくなります。

 

単一ステップと並行ステップでの「公開」の違いは?
「公開」することによって、単一ステップや並行ステップ内の審査担当者とマークアップを共有することができます。唯一の違いは、公開した時に表示されるお通知だけです。

同じステップの審査に他社の担当者を追加することができますか?
はい、できます。マークアップは、他社の審査担当者を含め、その時点でワークフローステップ内にいるすべての審査担当者に公開されます。

Aconex外で追加したマークアップを公開することはできますか?
いいえ。ビューアで追加されたマークアップのみ、公開できます。