組織によっては、パスワードや2段階認証(2SV)に独自の要件を設けている場合があります。
デフォルト設定では、パスワードは 標準の強度と有効期限 に設定されており、ユーザーは初回のサイン・イン時に2SVの設定を求められます。Lobby管理者は、自社ユーザーの パスワードと2SVをリセットすることができます。
組織によっては、自社ユーザーのパスワードに、デフォルト以外の有効期限を設定したり、2段階認証に他の手段を追加したい場合もあるでしょう。または、2SVの設定をユーザーに要求してほしくない組織もあるでしょう。
そのような要件を満たすためには、自社独自のアイデンティティ・ドメインを作成して管理する必要があります。アイデンティティ・ドメインの取得手順にはIT技術が伴い、貴社IT部門のサポートが必要な場合があります。
必要人員:
必要条件:
アイデンティティ・ドメインは、組織のSSO設定、またはSSOを使用しない認証ポリシーを設定するために必要です。アイデンティティ・ドメインを取得するには、Oracle クラウド・アカウントが必要です。
Paying Organization (契約を結び料金を支払った組織)とNon paying organizations (招待された組織)では、それぞれ異なる手順を踏みます。P6、 OPC、 Unifier、ERPなど、Aconex以外のOracle製品をご使用の組織は、既にOracle クラウド・アカウントと アイデンティティ・ドメインを取得済みである場合があります。
上記に該当する場合は、要件について説明しますのでご連絡ください。異なる手順を踏む必要がある場合があります。
上記に該当する場合は、要件について説明しますのでご連絡ください。異なる手順を踏む必要がある場合があります。
アイデンティティ・ドメインにパスワードポリシーを作成する手順に従ってください。
以下の手順に従って、組織のユーザーが利用可能な2段階認証の方法を設定します。注:自社ユーザーに2段階認証の選択肢を全く提供したくない場合は、以下の手順とサイン・イン・ポリシーの作成は行わないでください。
ここで、使用可能にする2段階認証の方法を選択できます。既に幾つかの方法がOracleによって有効になっている場合があります。使用したくない方法は、選択を解除することができます。詳細な手順については、 マルチファクタ認証設定の構成をご参照ください。
さらに、利用可能な方法に関する詳細は、 認証ファクタの構成をご参照ください。
注: Fast ID Online (FIDO) は、Lobbyでは対応していません。この方法が有効になっていて、パスワードの入力後に空の画面が表示される場合は、この方法を選択から除外する必要があります。