AconexユーザーにLobbyアカウントを作成

どの組織のユーザーがLobbyアカウントを必要としているのか簡単に把握して、適用できます。

この操作を実行する前に、 ご自身のLobby アカウントを作成し、Lobbyの管理者になる必要があります。ユーザーをLobbyに移行させる方法については、推奨手順をご覧ください

Lobby アカウントの作成

  1. Aconexで、新しいユーザー用に Aconexアカウントを作成 し、アクセスする必要があるあらゆるプロジェクトに追加します。新規作成されたユーザーは、確認メールを受信し、パスワードの設定を促されますが、この手順はスキップすることができます。
  2. constructionandengineering.oraclecloud.comからLobbyにサインインします。
  3. ナビゲーションバー左上のメニューから組織を選択します。
  1. 正しい組織を選択して、「View Usersユーザーを表示)」をクリックします。1つの組織ごとにユーザーを追加する必要があります。

役立つ情報・アドバイス

盾のアイコンは、ご自身がその組織の管理者であることを示しています。

  1. その組織のユーザーと各ステータスの一覧が表示されます。画面上部のフィルターを使用して、特定ステータスのユーザーをすべて表示することができます。

ステータス:

  1. 1人または複数のユーザーを選択し、「Migrate Accounts(アカウントを移行)」をクリックします。

役立つ情報・アドバイス

すべてのユーザーを選択する場合は、最上位のチェックボックスをクリックします。一度に最大500人まで選択できます。

  1. 各ユーザーは、自分のメールアドレスでLobbyにサインインします。各ユーザーに対する動作を選択する必要があります。下表では、ユーザーのステータスに応じて動作を提案しています。

ステータス

定義

提案

Match(一致) メールアドレスが既存のLobbyアカウントまたは別のAconexアカウントと一致する。氏名も一致する。 アカウントをリンク付
No match(一致なし) このアカウントのメールアドレスは、どのLobbyアカウントとも一致しない。 新規Lobbyアカウントを作成 
Clash(類似) このアカウントのメールアドレスは、既存のLobbyアカウントまたは別のAconexアカウントと一致するが、氏名が一致しない。 類似を解決
(下記参照)
Invalid(無効) メールアドレスが無効なアドレスです。  

 

役立つ情報・アドバイス

類似がない場合は、下記「確認してアカウントを移行する」 に進んでください。

Clash(類似)を解決

2つのユーザーアカウントが同一のメールアドレスを共有しているが、名前が同じでない場合、1人で2つのアカウントを使用しているのか、2人の別々の人が共有のメールアドレスを使用しているのかをお知らせいただく必要があります。

「Clash(類似)」の解決方法

  1. 「Resolve Clash (類似解決)」ボタンをクリックします。 
  2. ダイアログボックスにClash (類似)となっている2つのアカウントの詳細が表示されます。
  3. These are different people(別人です)」 または「These accounts are for the same person (同じ人のアカウントです)」を選択し、Continue(続行)をクリックします。
    • 異なる人物の場合、各人のメールアドレスを入力します。このメールアドレスを使用してLobbyにサインインすることになります。
    • 同一人物の場合、このアカウントの正しい名前を選択します。通常、その人物の名前であり、役割ではありません。例えば、Doc Controller(文書管理担当者)ではなく、Taro Yamadaなどです。
  4. Continue(続行)をクリックして、類似を解決します。

 

どのオプションを選択するべきか?

異なる人物の場合

2人の異なる人がAconexを使用していて、グループのEメールアドレスを共有している場合は、「These are different people(別人です)」を選択してください。

それぞれの既存のAconexアカウントに紐づいた、2つの別個のLobbyアカウントが(それぞれ別個のメールアドレスで)作成されます。そのメールアドレスがユーザー名になりますが、Aconexのメール連絡先アドレスには影響しません。通知はそのまま届きます。

例えば:

Susanna Sipes と Jamal St. Laurence は共にMajestic builders社の見積部門に勤務しています。二人は別々のAconexアカウントを持っていますが、どちらのアカウントも通知の送信先は、estimating@majesticbuilders.com に設定されています。

組織の管理者は、「These are different people(別人です)」 を選択し、susanna.sipes@majesticbuilders.com とjamal.stlaurence@majesticbuilders.com をそれぞれのメールアドレスとして入力しました。

Susanna と Jamal は、Lobbyアカウントが作成されたことを知らせるEメール通知が個々のメールアドレスに送信され、それぞれのメールアドレスで使用するパスワードを設定します。

次回、Aconexで送付状を受信する時、通知は引き続きグループメールのestimating@majesticbuilders.com に送信され、Susanna と Jamalの両方が受信することになります。

 

同一人物の場合

同じ人が異なるユーザー名を使用してAconexにアクセスしている場合は、「These accounts are for the same person (同じ人のアカウントです)」を選択してください。

この人物には、2つのAconexアカウントに紐づいた1つのLobbyアカウントが作成されます。プロジェクトにアクセスする際、どのAconexユーザーでサインインするかを選択できます。

例えば:

Flo Halstead は、Majestic Buildersの文書管理担当者です。通常は、個人用のAconexアカウントを使用して業務を行いますが、組織の設定を変更する場合などの時は、管理者用アカウントを使用することもあります。

These accounts are for the same person (同じ人のアカウントです)」が選択されると、一意のメールアドレスとパスワードに紐付けられた1つのLobbyアカウントを所有することになります。まずLobbyにアクセスして、そこからすべてのAconexプロジェクトにアクセスすることができるようになります。Aconexプロジェクトにアクセスする際、「flohalstead」か「管理者」のうち、どちらでアクセスするのかを選択できるようになります。

確認してアカウントを移行する

  1. すべての類似が解決したら、Migrate Users(ユーザーを移行する)ボタンをクリックします。
  1. 実行する処理を確認するダイアログボックスが表示されます。表示された各処理の数が、実行したはずの処理数と異なる場合は、Cancelをクリックします。そうでない場合は、Migrate (移行)をクリックして処理を確定します。
  2. 移行が開始されると、「進行中」の画面が表示されます。移行が完了するまでには数分掛かる場合があります。
  3. 最後にサマリー画面に各ユーザーとそのアカウントのステータスが表示されます。この情報は、.csv形式のファイルにダウンロードすることができます。