オンライン・ビューアに関するクイックガイド

オンラインビューアを使用して文書を表示、審査、およびマークアップを追加する方法に関する概要をご案内します。

必要なアクセス許可
文書審査プロセスのファイルにマークアップを追加

オンラインビューア は、PDF文書をオンラインで審査してマークアップを付加できるツールで、他社製プラグイン(Java、Flash, Silverlight などは不要)を使用せずに、最新のブラウザ(Microsoft Edge、 Chrome, Firefox)で動作します。​​​​​​

タスクページから審査待ちのワークフローを選択すると、リストモード画面が開きます。

リストモードでは以下が可能です:

ビューアおよびマークアップツールを含む文書中心の機能にアクセスするには、任意の文書の文書番号または鉛筆アイコンをクリックします。

文書モード

文書を1つずつ審査できる文書モード画面が開きます。

文書モードでは、ワークフローと審査中の文書に関するすべての重要な情報が1つの画面に表示されます。

文書モード – 画面の各要素に関する説明

文書

ワークフローの一部として審査をするためにご自身に割り当てられている文書が表示されます。選択した文書番号が現在審査中の文書です。

参考用ファイル

パネルの下部には、参考用ファイルが表示されています。ワークフローに参考用ファイルが追加されている場合は、ここに表示されます。参考用ファイルをクリックしてご使用のコンピュータにダウンロードして表示できます。

参考用ファイルは、ワークフローの進行中にリストモード画面から追加できます。

ワークフローステップ 

ここに審査結果やコメントを入力します。
ここでは、完了済みのステップや、その結果、未完了のステップ等を含む、ワークフローに関するより広範な情報を提供しています。

あなたの返答欄には、現在審査中(表示中)のステップの審査結果や評定結果を入力します。

各文書の審査が終わったらすぐにその文書を提出するか、すべての文書の審査が完了したらリストモードから一括送信できます(審査担当者が、審査を完成させるためにすべての文書を必要とする場合に便利です)。

注意:文書を1件ずつ提出すると、各文書ごとに個別の送付状が作成され、次の審査担当者は各送付状で文書を1件ずつ受信することになります。

文書ナビゲーション

このパネルには、複数ページにわたって文書をナビゲートできるオプショナルツールが含まれています。サムネイルや目次(文書に含まれている場合)でナビゲートしたり、文書に検索できるテキストが含まれている場合はテキスト検索でナビゲードできます。

 

文書プロパティー

現行文書のメタデータ(ステータス、分類など)を表示します。

 

ファイルの比較

同じ文書の利用可能な過去バージョンとPDF文書の現在のバージョンを比較します。 

マークアップツール

文書にマークアップやコメントを追加できるツールです。

利用可能な「注釈&スタンプ」、または「その他のツール」から選択します。

マークアップを間違って追加した場合は、選択してゴミ箱アイコンをクリックすると削除できます。

役立つ情報・アドバイス

PDF内のテキストを選択/ハイライトできない場合、その文書がスキャン、または画像ベース(文字の写真)の文書である可能性があります。

注釈

  • フリーテキスト - クリックしてテキストのコメントを追加します。
  • ハイライト - 選択したテキストをハイライト表示。
  • メモ -文書の横のメモ/コメントパネルの拡張テキスト入力エリアにリンクするメモ注釈を追加します。文書上のスペースが限られている場合や詳細なコメントを追加する際に大変便利なツールです。
  • 引出線付きテキストボックス - 文書中の特定の場所を指し示す矢印線付きのテキストボックスを追加します。
  • 矢印 - 矢印先端にする場所をクリックしてドラッグし、矢印線を作成します。
  • 直線 - 線の先端にする場所をクリックして、終了点で再度クリックします。
  • 雲形 -  多角形の雲形の各コーナーをクリックします。形が完了したらダブルクリックします。
  • 矩形 - クリック、ドラッグで四角や長方形を作成します。
  • 楕円 - クリック、ドラッグで丸や楕円形を作成します。
  • ファイル添付 - 1回の保存で最大5MBまでのサポート可能ファイルを添付できます。
  • 署名 - 独自の署名を作成し、文書に貼り付けることができます。

スタンプ

  • ゴム印 - 定形/カスタム印を配置。
  • ダイナミックスタンプ - ロゴ、名前、カスタム免責テキストを含む審査結果を文書に直接貼り付けることができます。使用可能なダイナミックスタンプは以下の3つです。
    • 名前と日付:審査担当者の名前と組織名を含む
    • 審査結果:上記詳細と審査結果を含む
    • 審査結果詳細:上記詳細と組織のロゴ、免責テキスト(組織の管理者によってセットアップ>環境設定>プロジェクト>ビューアから設定)
  • 画像スタンプ - ご使用のコンピューターから画像を文書に貼り付けることができます。

スタンプに関する詳細はこちらから

計測

  • 距離測定 - 2点間の距離を測定します。
  • 周長測定 - 多点で囲んだ線の外周を測定します。
  • 面積測定 - 多点で囲んだ線内の面積を測定します。

その他のツール

  • フリーハンド - ペンツールでフリーハンドの図を作成します。
  • 多角形 - 複数の線からなる閉じた図形を作成します。
  • 折れ線 - 複数の線からなる閉じない図形を作成します。
  • 下線 - 選択したテキストに下線を引きます。
  • 取り消し線 - 選択したテキストに取り消し線を引きます。
  • 波線 - 選択したテキストに波線で下線を引きます。

 

マークアップの色やサイズは、カスタマイズできます。また、各マークアップに対してステータスを設定し、管理することができます。

初期設定とスペルチェック

 マークアップの初期設定に加えた変更(文字の色、サイズ、書体など)は、ログインし直した場合でも、次の文書審査で記憶されたまま残ります。また、入力とともにスペルチェックも実行されます。

コメント/メモ

マークアップが追加されると、 ビューア画面の右側の折り畳めるコメント/メモパネルに表示されます。メモアイコンをクリックして表示します。

他の人が残したマークアップに、追加のコメントや説明、質問を入力できます。

 

コメント/メモ 操作 

自分や他の人のコメント/マークアップを表示すると、いつくかのオプションが開きます。

  • テキスト検索 コメント内の文字を直接検索できます。
  • コメントの並べ替え 文書ないの位置やコメントがのこされた順番で並べ替えることができます。
  • コメントマーカー 複数ページの文書で作業をしている場合、各ページに移動するためにスクロールしなくても、文書の各マークアップのコメントパネルに小さな青い線が表示されていて、その青い線を1つクリックして文書内のマークアップを直接ナビゲートできます。

最終ステップ/最終審査担当者による統合

「最終審査担当者」形式のワークフローテンプレートを使用している場合、最終ステップに割り当てられた担当者は、最終的なマークアップを文書に統合および以下の操作を実行できます。

  • 自分のマークアップを追加
  • 他のマークアップに対する説明を追加
  • その他の審査担当者が追加したマークアップを削除

 

注: ワークフロー過程で追加されたすべてのマークアップは文書保管箱に文書の過去のバージョンとして保存されます。

役立つ情報・アドバイス

最終審査担当者​​​​​がマークアップを編集/削除できるのは、そのワークフローの結果が「全ステップ結果の最低値」ではなく、「最終ステップ結果(最終審査担当者)」によって決定される場合だけです。

並行ステップ後に文書を統合

複数の審査担当者が並行ステップでオンラインマークアップや交換用ファイルを使用した場合、審査後の文書は自動的に各審査担当者が残したマークアップを含むZipファイルに置き換えられます。

通常、ワークフローの次のステップでそれらのマークアップを1つのファイルに 統合 します。

簡単な方法は、「マークアップを統合」のリンクをクリックして、複数の審査担当者からのマークアップを統合して1つのファイルにすることです。

その他の方法としては、Zipファイルをダウンロードして、手動で複数のコメントを1つのファイルに統合できます。その際、 統合したファイルを再度ワークフローにアップロードする必要があります。

既存のAutovueマークアップ

以前まで使用されていたビューア(AutoVue)を使用して作成したマークアップは、自動的にPDFに変換され、元の文書のPDF版として利用可能となります。単一ダウンロードまたはZipダウンロードの両方で利用できます。

注:

  • Aconexでは、AutoVueを使用して作成したマークアップファイルを保持していますので、PDFに変換できない文書に関しては、必要に応じてアクセス可能です。
  • Zipファイルに追加されたAutovue アークアップは自動的に変換されません。例えば、AutovueでZipファイルを開いてマークアップを作成し、その後で、そのうちの一つのファイルを開いてマークアップを追加した場合、PDF版として抽出されません。この動作は現行のマークアップ付きZipダウンロード機能との動作と一致しています。