干渉テストを作成

複数のモデルや設計要素にわたってテストを定義します。

必要なアクセス許可
モデル調整の管理者

テストは、オブジェクト間の許容範囲内のクリアランスまたは干渉を計算するために設定することができます。

干渉スペース内でテストが保存されると、モデルがAconexの文書保管箱で更新されるたびに、自動的にテストが実行されます。他の組織も最新のモデルを使用できるように、忘れずに新規バージョンを他社に 送付 しておきましょう。

テストは、干渉スペースに招待され、テスト内に含まれているモデルにアクセスできるすべての組織に表示されます。

テストを作成

スペースが作成されると、オーナーはスペースに新規テストを追加できるようになります。干渉スペースに必要なだけテストを作成することができます。作成された干渉スペースにテストが属しているようにすることが重要です。

  1. 干渉テストを作成」をクリックして、スペース内の最初のテストを作成します。

役立つ情報・アドバイス

スペース内にテストが既に存在している場合は、新規テストを作成するか、3つのドットアイコンメニューから「干渉テストを管理」をクリックして既存テストを編集することができます。

  1. テスト名を入力します。名前によって、プロジェクトの他のメンバーは、テスト対象となるモデルとオブジェクト、干渉タイプ、許容差を把握することができます。
  2. テストで使用する干渉タイプを選択します。
  • ハードクラッシュは、2つのモデルのオブジェクトが互いに交差または貫通している状態です。
  • クリアランスは、交差はしていないが、オブジェクト間の距離がテストで定義した許容差以下の状態です。
  1. 次に、テストに含める結果を決めるための許容差を定義します。
    許容差で使用される標準測定単位は、ミリメートルです。許容差には、定義値とそれ以上のすべての値が含まれます。
  2. モデル全体またはモデル内のオブジェクトタイプを選択します。または、モデルに対して オブジェクトの保存検索条件 を使用するには、検索対象となるモデルを選択します。注意:干渉テストでオブジェクトの保存検索条件を使用するには、プロジェクトで共有されている必要があります。


モデル・オブジェクトには、テストのどちら側で選択されたかによって、「選択1」や「選択2」のラベルが割り当てられます。テストで干渉が認識されたオブジェクトは、選択1か選択2によって異なる色で表示されます。選択1はオレンジ色、選択2は青で表示されます。

  1. (オプション)別のテストを作成するには、干渉テスト一覧の上部にある「+」ボタンをクリックします。既存テストのコピーを作成することもできます。その場合は、「…」のメニューから「コピー」をクリックします。
  2. 準備ができたら、保存をクリックして保存し、テストを実行します。
    セッション中に作成、編集されたテストはすべて自動的に保存され、スペースで実行されます。

役立つ情報・アドバイス

テストの保存中に、テスト内の条件に1つでも不足があると、新規テストや変更の保存はできません。

テストが作成されてスペースに保存された後、結果が処理されるまでに多少の時間が掛かります。スペースで待つ必要はありません。処理が終わると、すぐにご利用可能となります。テスト中は、処理の進行と共に利用可能なすべての結果が表示されます。

干渉テストは干渉スペースに属しているので、そのスペースの参加者のみがテスト結果を表示できます。テスト結果は、そのスペースで設定されたゾーン区分に基づいて整理されます。 ゾーン区分は、結果をフィルタリングする特定の領域に整理し、プロセスを単純化します。

干渉テストを編集

干渉スペースとすべてのテストは、プロジェクトの進行状態を反映させるために変更することができます。スペースオーナーによって、何時でも更新することができます。

  1. 新規テストを作成/既存テストを編集するには、メニューから干渉テストを管理をクリックします。
  1. 既存テストとその設定値(名前、許容差、選択されたモデル)をクリックして変更を加えます。
  2. 保存をクリックして、テストを実行します。セッション中に作成・編集されたすべての干渉テストは、そのスペースで自動的に保存され実行されます。

役立つ情報・アドバイス

別のテストを作成するには、干渉テスト一覧の上部にある「+」ボタンをクリックします。

干渉スペース内のテストの表示/非表示

テストを表示できるかどうかは、その組織が干渉スペース内のモデルにアクセスできることが必須条件です。干渉スペース内のテストで使用されるすべてのモデルは、干渉スペースに招待したすべての組織に対して送付されている必要があります。

組織が、一部またはすべてのモデルにアクセスできない場合、干渉スペースに下記のような情報が表示されます。

有効/無効なテスト

不要になったテストがある場合、各テスト名の横にある「」メニューから「無効」にすることができます。デフォルトでは、有効なテストのみが表示されますが、無効なテストも表示できるようにフィルタリングできます。

次のステップ